よくある派遣会社から三菱電機 名古屋製作所のインバータ品証課へ派遣され、インバータの開発評価試験をしていました。そこには何名かの瑞菱電機社員が在籍しており、一緒に仕事をする機会も多くありました。毎日仕事をしていれば当然仲良くなっていきます。日常会話の中で瑞菱電機の話しを聞いて、雰囲気のよさそうな会社だな、という印象をもっていました。
４年ほど経過したあるとき、派遣会社の営業から派遣先変更の話しを聞かされました。仕事もこれからが本番！と思っていたので、対応するかどうか悩みました。そんな悩みを、仲の良かった瑞菱電機社員に話したところ、「瑞菱に来ればいいじゃん。社長呼んできてあげる！」と…
その日のうちに面接をしてもらい、「採用！」ということで、無事に入社することが出来ました。
入社後はそのままインバータ品証課で業務を１６年間継続した後、瑞菱電機本社工場、評価グループへ戻りました。

２０年お世話になった三菱電機インバータ品証課からの評価試験業務を本社工場で実施しています。また、元々評価グループで請け負っていた、サーボアンプやモーションコントローラのH/W信頼性評価業務なども実施しています。

とてもフレンドリーな雰囲気です。大企業などでは社長と直接顔を合わすこともないと思いますが、瑞菱電機では毎日…。また社長自ら「俺も何か手伝うよ～」と言ってくれたりします。

工場へ戻り、インバータとは関係のない業務を最初に実施したときです。全てが初体験でした。客先との打ち合わせで、依頼内容を確認し、それに対して見積書を作成して提出。評価を実施して評価レポートを納品し会社にお金が支払われる。初めてでも結構やれるもんだなって感じました。

半数以上の社員が三菱電機へ派遣で入っているため、年間休日が三菱電機と一緒なところです。普通の中小企業ではありえない日数です。また、派遣側としては、三菱電機のエリート社員と肩を並べて仕事が出来るところです。

テレビなどで職人さんが紹介されるとき、「この道20年のベテラン職人が…」というフレーズを聞くことがあります。自分もこの道20年以上なので、次の世代が元気に頑張れるような体制や仕組みを作りたいです。